先登（せんとう）とは？意味・読み方・使い方

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せん‐とう【先登】
の解説

１まっさきに敵の城に攻め入ること。一番乗り。さきがけ。
1. 「這回 (こたび) は—なすべしと」〈染崎延房・近世紀聞〉

２いちばん先に行うこと。また、いちばん先に到着すること。
1. 「殉死の—はこの人で」〈鴎外・阿部一族〉

出典：デジタル大辞泉（小学館）

先登の例文(4)

出典：青空文庫

･･･烏の大尉は先登になってまっしぐらに北へ進みました。　もう東の空は･･･宮沢賢治「烏の北斗七星」
･･･地学博士を先登に、私たちは、どやどや、玄関へ降りて行きました。た･･･宮沢賢治「ビジテリアン大祭」
･･･殉死の先登はこの人で、三月十七日に春日寺で切腹した。十八歳である･･･森鴎外「阿部一族」

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