出典:gooニュース
会津若松市の入湯税引き上げへ 350円案可決、景観修景支援を目的
会津若松市議会は20日の12月会議最終本会議で、東山、芦ノ牧両温泉地域の景観修景支援を目的に入湯税を引き上げる条例改正案を原案通り可決した。現行の150円から200円引き上げ、350円とする。 期間は、特例措置として来年10月から2035年9月までの10年間。引き上げ分を積み立てるための基金を設置する条例案も可決した。
温泉入湯税、来秋200円値上げ 会津若松市が廃虚対策の財源に
同市によると、県内で温泉地を抱える市町村で入湯税を値上げするのは、会津若松が初めてという。 総務省によると、150円を超える入湯税を課している自治体は、2023年4月時点では北海道釧路市、同洞爺湖町、大分県別府市など12市町で、東北の自治体でも初めてとなる。
入湯税150円→350円に引き上げへ、会津若松市 温泉景観整備の財源に
市の2022年度の入湯税収入は7860万円だったが、新型コロナウイルス禍前は1億円超で推移していた。引き上げ分は基金に積み立てし、補助金として両温泉事業者が修景に必要な資金に充てる。基金の設置期間は37年3月まで。 室井市長は「よりよい施設になってほしいという思いで踏み切った」と話した。入湯税の引き上げを巡っては、両温泉協会が1月に宿泊客958人にアンケートを実施。
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