あし‐がる【足軽】
《足軽くよく走る兵の意》中世・近世、ふだんは雑役を務め、戦時には歩兵となる者。戦国時代には弓・槍(やり)・鉄砲などの部隊の兵士として活躍。江戸時代には諸藩の歩卒(ほそつ)をいい、士分と区別された。
アスカリ‐きねんひ【アスカリ記念碑】
《Askari Monument》タンザニア東部の都市ダルエスサラームの市街中心部にある記念碑。「アスカリ」とはスワヒリ語で兵士の意。第一次大戦にドイツ軍の一員として戦死した兵士の慰霊のため、1...
アダムよおまえはどこにいた【アダムよ、おまえはどこにいた】
《原題、(ドイツ)Wo warst du, Adam?》ドイツの小説家、ベルの長編小説。第二次大戦中のドイツ軍の兵士たちの姿を描く。1951年刊。
アデレードリバー‐せんぼつしゃぼち【アデレードリバー戦没者墓地】
《Adelaide River War Cemetery》オーストラリア、ノーザンテリトリー北部の町アデレードリバーにある共同墓地。ダーウィンの南約110キロメートルに位置する。第二次大戦中の日...
アトミック‐ソルジャー【atomic soldiers】
1945〜60年代初めの原水爆実験・演習に参加し、放射線に被曝(ひばく)した米軍兵士たち。残留放射能汚染による被曝の後遺症で、癌(がん)や白血病に悩まされる者が多く存在するとされる。
アトミック‐ベテランズ【Atomic Veterans】
全米被曝退役軍人会。1945〜1963年にわたる核実験に参加し被曝した兵士が、被曝の後遺症による癌(がん)や白血病などの放射線障害に対する補償を要求し、組織したもの。
あら‐ぎり【粗切り/荒切り】
1 粗く大ざっぱに切ること。また、切ったもの。 2 戦陣で、先頭の兵士が敵を切りたてながら進むこと。「いでいで武蔵—せん、跡をばこなせ若武者ども」〈幸若・高館〉 3 粗く刻んだタバコ。特に、安永...
アレクサンドロフスキー‐こうえん【アレクサンドロフスキー公園】
《Aleksandrovskiy sad/Александровский сад》ロシア連邦の首都モスクワの中心部、クレムリンの北西側に隣接する公園。16世紀から堀があったが、19世紀初めに埋め...
イエニチェリ【(トルコ)yeniçeri】
《新しい兵士の意》オスマン帝国の常備歩兵親衛軍団。ヨーロッパ被征服地のキリスト教徒の子弟を徴用し、改宗・訓練して編成したもの。14〜16世紀の征服戦争に武功をたて、帝国の領土的発展に大きく貢献し...
いくさ【戦/軍】
1 「戦い」「戦争」のやや古風な言い方。「—に勝つ」 2 兵士。軍勢。「千万(ちよろづ)の—なりとも言挙げせず取りて来(き)ぬべき士(をのこ)とそ思ふ」〈万・九七二〉