アミノピリン【aminopyrine】
解熱・鎮痛剤の一。白色、可溶性の粉末。ピリン剤の一種。発癌(はつがん)性があるため、内服では使われなくなった。
あんていようそ‐ざい【安定沃素剤】
原子力災害などで大気中に放出された放射性ヨウ素が甲状腺に蓄積されにくくするために、予防的に服用する薬剤。放射能をもたないヨウ素を含むヨウ化カリウムなどを丸薬または内服液として製剤化したものが用い...
い‐さん【胃散】
胸焼け、胃のもたれなどに用いる粉末の内服薬。重曹などが主成分。
エムエス‐コンチン【MSコンチン】
《MS contin》硫酸モルヒネ徐放剤。モルヒネを主成分とする内服用の鎮痛剤。1日2回の服用で、癌(がん)などの強い痛みを確実に和らげることができる。
きんしかん‐ざい【筋弛緩剤】
骨格筋の緊張を抑え、弛緩させる薬剤。中枢神経に作用するものと末梢神経に作用するものがある。前者は肩や腰の痛みを軽減する内服薬、後者は外科手術時の注射による筋弛緩に用いられる。筋弛緩薬。
こう‐やく【膏薬】
1 あぶら・ろうで薬を練り合わせた外用剤。皮膚に塗ったり、紙片または布片に塗ったものを患部にはりつけたりして用いる。軟膏と硬膏があり、ふつう硬膏をいう。 2 漢方薬の濃い煎液に砂糖などを加え、あ...
シクロスポリン【cyclosporine】
免疫抑制剤の一。異常T細胞の増殖を抑制し、臓器移植の拒否反応や全身性エリテマトーデス(SLE)など膠原病(こうげんびょう)の治療に用いられる。 [補説]日本では、重症のアトピー性皮膚炎患者に対し...
し‐せつ【紫雪】
石川県に、江戸時代から伝承される家庭薬。内服用の練り薬で、熱病・傷寒・酒毒・吐血・食滞などのときに用いる。紫雪丹。
セービン‐ワクチン【Sabin vaccine】
急性灰白髄炎(小児麻痺(まひ))の予防接種ワクチン。生ワクチンであり、シロップ状にして内服できる。ロシア生まれの米国の細菌学者セービン(Sabin)が開発。
ない【内】
[音]ナイ(呉) ダイ(漢) [訓]うち [学習漢字]2年 〈ナイ〉 1 ある範囲のうちがわ。「内外・内臓・内部・内面・内容/案内・以内・屋内・管内・圏内・構内・国内・車内・体内・町内」 2 ...