そよご【冬青】
モチノキ科の常緑低木。山地に自生。葉は楕円形で堅い。雌雄異株で、6月ごろ白い花が咲く。実は丸く紅色に熟す。葉から褐色の染料をとり、材でそろばん珠などを作る。ふくらしば。
とう【冬】
[音]トウ(呉)(漢) [訓]ふゆ [学習漢字]2年 〈トウ〉ふゆ。「冬季・冬至/越冬・旧冬・厳冬・初冬・晩冬・立冬」 〈ふゆ〉「冬空/初冬・真冬」 [名のり]かず・とし [難読]忍冬(すい...
とう‐あんご【冬安居】
冬、陰暦10月16日から翌年1月15日まで、主に禅宗で行う安居。夏安居(げあんご)に対していう。雪(ゆき)安居。ふゆあんご。
とう‐えい【冬営】
1 軍隊などが陣営を張って冬を越すこと。また、その陣営。 2 冬を越すための用意。
とうか【冬華】
日本画家、東山魁夷の作品。昭和39年(1964)制作。大地に立つ1本の木と、北欧の沈まぬ太陽を描いたもの。東京国立近代美術館蔵。
とう‐かん【冬官】
1 中国周代の六官(りっかん)の一。土木工作をつかさどった。 2 中国唐代、工部の雅称。 3 日本の宮内省の唐名。
とう‐が【冬芽】
晩夏から秋に形成され、休眠・越冬して、春に伸びて葉や花になる芽。寒さを防ぐため鱗片(りんぺん)でおおわれている。越冬芽。ふゆめ。⇔夏芽(かが)。
とうが‐し【冬瓜子】
トウガンの種子。漢方で利尿・緩下・排膿(はいのう)薬などに用いる。
とう‐が【冬瓜】
⇒とうがん(冬瓜)
とう‐がん【冬瓜】
《「とうが」の音変化》ウリ科の蔓性(つるせい)の一年草。茎に巻きひげがあり、葉は手のひら状に裂けている。夏、黄色い雌花と雄花とが咲き、実は球状から長楕円状で長さ30〜50センチ、主に煮て食べる。...