出典:gooニュース
銀象嵌装飾 雲南・加茂の横穴墓出土大刀、古墳時代終末期の3遺跡
古墳時代終末期(7世紀前半)の宇治西(うじんざい)3遺跡(雲南市加茂町三代)から出土した大刀(たち)をテーマにした市歴史文化講座がこのほど、雲南市内であった。分析に関わった島根県の担当者が、大和政権との関連を示すとされる「銀象嵌(ぎんぞうがん)」の装飾が施されていたことを紹介した。 同遺跡は横穴墓で、大刀や須恵器など計19点の副葬品と人骨が出土している。
松江市白潟地区で水琴窟など出土、商人の豊かな生活浮かぶ
島根県埋蔵文化財調査センターは20日、江戸時代に水運の拠点として栄えた松江市白潟地区で、水琴窟(すいきんくつ)や大量の銭貨が出土したと発表した。当時の商人たちの豊かな暮らしぶりがわかる。 発掘調査は今年5月から来年1月末までの予定で、松江大橋南詰めの東側1740平方メートルで行われている。
初代門司駅舎囲む、大規模な石垣出土 状態は良好
【福岡】明治期の「初代門司駅」関連遺構(北九州市門司区)の追加発掘調査で、駅舎本体を囲む大規模な石垣が今月、新たに出土した。専門家はさらなる調査を求めているが、市は今月中旬の調査終了後、複合公共施設建設のために取り壊す方針を崩していない。 市によると、石垣は昨秋の調査で角の部分が出土し、その延長線上で17.5メートル×3.2メートルのL字形で、良好な状態で見つかった。
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