しゅっ‐たつ【出立】
[名](スル) 1 旅に出発すること。「払暁のうちに—する」 2 物事を始めること。「此仮定から—すれば」〈漱石・趣味の遺伝〉
しゅったつ‐てん【出立点】
出発する地点や位置。また、物事をしはじめるよりどころ。出発点。「—が既に反抗的でしたから」〈漱石・こゝろ〉
で‐たち【出立ち】
1 出かけるときの服装。転じて、身なり。いでたち。「書生羽織を着た寛闊—である」〈魯庵・社会百面相〉 2 出発。旅立ち。また、物事の始まり。「たやすく弥陀の浄土へまゐりなんずるための—なり」〈蓮...
でたち‐ばえ【出立ち映え/出立ち栄え】
着飾っていっそう美しさが増すこと。「つひに目馴れぬ—」〈浄・博多小女郎〉
で‐た・つ【出立つ】
[動タ五(四)] 1 出発する。いでたつ。「今朝六ツ時ニ—・チマシタ」〈和英語林集成〉 2 身じたくをする。いでたつ。「武蔵坊弁慶も—・ってこん」〈幸若・高館〉
で‐たて【出立て】
出たばかりであること。また、出て間もないもの。「大学を—の若い教師」