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辞書
《「きりさき」の音変化》
1 刃物の先端。刀のはさき。「胸元に—を突きつける」
2 とがらせた物の先端。
3 相手を責める言葉などの調子。「批判の—が鈍る」
出典:デジタル大辞泉(小学館)
きっさきあがり【切っ先上がり】
刀の切っ先を水平よりも上にあげた構え。また、そこから切り込むこと。「—に引き回す」〈読・弓張月・後〉
きっさきさがり【切っ先下がり】
刀の切っ先を水平よりも下にした構え。また、そこから切り込むこと。「踏み込む—に、左右の肩先切り割られ」〈読・弓張月・拾遺〉
出典:青空文庫
・・・々は先手を打ってKの鋒先を挫きなどした。「革命とはつまり社会的・・・ 芥川竜之介「彼」
・・・意地な恵門も、少しは鋒を挫かれたのか、眩しそうな瞬きを一つする・・・ 芥川竜之介「竜」
・・・寄せるというような論鋒は頗る目鮮ましかった。加うるに肺腑を突・・・ 内田魯庵「二葉亭余談」
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