剣幕／見幕／権幕（けんまく）とは？意味・読み方・使い方

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けん‐まく【剣幕／見幕／権幕】
の解説

怒って興奮しているようす。いきり立った、荒々しい態度や顔つき。「すごい—でどなり込む」「激しい—を見せる」

[補説]もと「けんあく（険悪）」の連声 (れんじょう) ともいうが未詳。

出典：デジタル大辞泉（小学館）

剣幕の例文(16)

出典：青空文庫

･･･、急に噛みつきそうな権幕を見せた。そうして酒臭い相手の顔へ、悪辣･･･芥川竜之介「将軍」
･･･っちめて、――と云う権幕でしたから、新蔵はずいと上りざまに、夏外･･･芥川竜之介「妖婆」
･･･　突如噛着き兼ねない剣幕だったのが、飜ってこの慇懃な態度に出たの･･･泉鏡花「革鞄の怪」

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