[動ラ五(四)]

  1. 価値・能力・質・数量などが、他に比べて程度の低い状態にある。引けを取る。「技量数段—・る」⇔勝る

  1. (「…におとらず」の形で)…と同じように。「今日も昨日に—・らず暑い」

  1. 身分階級などが下である。

    1. 「—・りたる人の、ゐずまひもかしこまりたるけしきにて」〈・一四六〉

  1. 年齢が下である。年月が後である。

    1. 「年、我より少し—・りたるをば弟の如く哀れび」〈今昔・五・一三〉

  1. 減る。損をする。

    1. 「益 (まさ) る所無くして、—・り費 (つひ) ゆる極めて甚し」〈皇極紀〉

出典:青空文庫

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