せん‐ばん【千万】
[名](多く副詞的に用いる) 1 さまざま。いろいろ。はなはだ。まったく。「—心を砕く」「—かたじけない」「返事に堪へかねて、思案すること—なり」〈仮・伊曽保・上〉 2 万が一にも。万一。「是...
せん‐まん【千万】
万の千倍。転じて、非常に数の多いこと。
千万人(せんまんにん)と雖(いえど)も吾(われ)往(ゆ)かん
《「孟子」公孫丑上から》良心に恥じるところがなければ、千万人の敵に対しても恐れることなく向かっていこう。
せんまん‐むりょう【千万無量】
限りなく数が多いこと。はかり知れないこと。また、そのさま。せんばんむりょう。「—の思い」
ち‐よろず【千万】
限りなく多い数。無数。「—の神々」