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南都北嶺の解説 - 三省堂 新明解四字熟語辞典

奈良と比叡山ひえいざんのこと。また、奈良の興福寺こうふくじと比叡山の延暦寺えんりゃくじのこと。▽「南都」は奈良のこと。奈良には仏教の大きな派閥が六つあったが、法相宗ほっそうしゅう興福寺はその代表。「北嶺」は比叡山のこと。延暦寺の僧兵は山法師、興福寺の僧兵は奈良法師として権勢を振るった。
出典
『歎異抄たんにしょう』二
句例
南都北嶺の僧兵

南都北嶺の解説 - 学研 四字熟語辞典

奈良と比叡山ひえいざんのこと。また、奈良の興福寺こうふくじと比叡山の延暦寺えんりゃくじのこと。
注記
「南都」は、京都(北都ほくと)から見て南方にある都みやこで、奈良のこと。特に、奈良時代に奈良の地で興隆した南都六宗を代表する興福寺をさす。「北嶺」は、高野山に対して北方にある山で、比叡山のこと。特に、延暦寺をさす。
出典
『保元物語』中

南都北嶺の解説 - 小学館 デジタル大辞泉

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