どう‐い【同位】
同じ地位または順位。同一の位置。
どうい‐かく【同位核】
原子番号が等しく、質量数が異なる原子の原子核。すなわち、陽子数が同じで、中性子数が異なる原子核。これらの原子核をもつ原子を同位体という。
どうい‐かく【同位角】
二つの直線に一つの直線が交わってできる角のうち、二つの直線の同じ側に位置する角。
どうい‐がいねん【同位概念】
論理学で、同一の類概念に属する多くの種概念相互のこと。例えば、生物という類概念に属する動物と植物。等位概念。等級概念。
どうい‐げんそ【同位元素】
⇒同位体
どう‐いそう【同位相】
二つの振動、または波動の位相が揃っていること。位相差は2πの整数倍となる。ある点において同位相の二つの波が重なると、重ね合わせの原理によって強め合う。⇔逆位相。
どうい‐たい【同位体】
原子番号が等しく、質量数が異なる原子。すなわち、原子核の陽子数が同じで、中性子数が異なる原子。元素周期表では同じ位置を占める。アイソトープ。同位元素。
どういたい‐ひょうしき【同位体標識】
ある化合物を構成する一種類、または複数種の元素を同位体に置き換えて標識としたもの。γ線などの放射線を放出する放射性同位体、あるいは別の安定同位体で置換したものがある。化学反応などである元素がどの...
どういたい‐ぶんべつこうか【同位体分別効果】
物理学的・化学的・生物学的な過程において、物質や化合物に含まれる元素の同位体比に差が生じること。水が蒸発するときの水素と酸素、貝類の石灰質の殻に取り込まれる炭素と酸素などにみられる。