2 かわいそうな状態。無惨な姿。「—をとどめる」
1 (「憐れ」とも書く)かわいそうに思われるさま。気の毒だ。惨めだ。「その姿はいかにも—であった」
2 しみじみともの悲しく感じるさま。はかなく、また、さびしく思われるさま。「夕暮れは、なんとなく—に思われてしかたがない」
3 しみじみと心を打つ風情があるさま。趣があるさま。
「滝の音、水の声—に聞こゆる所なり」〈宇津保・忠こそ〉
7 尊く、ありがたいさま。
「霊山 (りゃうぜん) は釈迦仏の御すみかなるが—なるなり」〈枕・二〇八〉
2 願望の気持ちを表す。ぜひとも。
「—、よい所もあれかし」〈虎寛狂・今参〉
3 囃子詞 (はやしことば) として用いる。
「いで我が駒早く行きこせ待乳山 (まつちやま) —待乳山」〈催馬楽・我が駒〉
出典:青空文庫
・・・「哀れっぽい声を出したって駄目だよ。また君、金のことだろう?」「・・・ 芥川竜之介「海のほとり」
・・・赤坊は力のない哀れな声で泣きつづけた。仁右衛門は腸をむしられるよ・・・ 有島武郎「カインの末裔」
・・・、抱く手の濡れるほど哀れ冷汗びっしょりで、身を揉んで逃げようとす・・・ 泉鏡花「政談十二社」
出典:gooニュース
シタ側の哀れな末路 Vol.8】
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シタ側の哀れな末路 Vol.7】
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シタ側の哀れな末路 Vol.6】
※このお話は作者ぽん子さんに寄せられたエピソードをもとに脚色を加え再構成しています。 ■これまでのあらすじ実は交際しているまことと、彼の娘の保育園の先生・ちか。まことの妻のまいは何も知らず、家事育児はしないけれど保育園の送迎だけは積極的なまことに感謝していました。ちかはまいに嫌味を言って憂さ晴らしをしていたので、叱られないよう通園バッグをチェックしたまい
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