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辞書
1 布・紙などの、下地の色。
2 女郎が、土地の男を情夫にすること。また、その情夫。
「—でも出来たか」〈洒・辰巳之園〉
3 素人の女との色恋。
「なりひらの惜しい事には—なり」〈柳多留・八〉
出典:デジタル大辞泉(小学館)
出典:青空文庫
・・・性でおおい尽くされた地色の上に適当な色合いを見計らった脇役の模様・・・ 寺田寅彦「映画雑感(4[#「4」はローマ数字、1-13-24])」
・・・薄れて、ただ緑と赭の地色の上に染め出された更紗模様のように混雑し・・・ 寺田寅彦「病室の花」
・・・部分がゴーリキイ的な地色で塗られている。色は多様で燦いているが輪・・・ 宮本百合子「長篇作家としてのマクシム・ゴーリキイ」
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