堅忍不抜の解説 - 三省堂 新明解四字熟語辞典

どんなことがあっても心を動かさず、じっと我慢して堪え忍ぶこと。▽「堅忍」は意志がきわめて強く、じっと堪え忍ぶこと。我慢強いこと。「不抜」は固くて抜けない意。意志が強く、何があっても心を動かさないこと。
出典
蘇軾そしょく「鼂錯論ちょうそろん
句例
堅忍不抜の精神
用例
私は堅忍不抜の愛などというものをからっきし持ち合わせていない。<檀一雄・火宅の人>

堅忍不抜の解説 - 学研 四字熟語辞典

何事にも動じないで、がまん強く耐え忍ぶこと。
注記
「堅忍」は、がまん強く、じっと耐え忍ぶこと。「不抜」は、抜くことができないという意から転じて、意志がしっかりしていて何事にも動じないこと。出典の「古いにしえの大事だいじを立つる者、唯だ超世ちょうせいの才さいるのみならず、亦た必かならず堅忍不抜けんにんふばつの志こころざしり」による。
出典
蘇軾そしょく「鼂錯論ちょうそろん
用例
同志小林が残虐きわまる拷問にあいつつ堅忍不抜、ついにボルシェヴィキの党派性を死守して英雄的殉難を遂げたそのボルシェヴィキの最後の積極性が発揮された時こそ、同志小林は最も偏狭であったということになるのだ。〈宮本百合子・同志小林の業績の評価に寄せて〉

堅忍不抜の解説 - 小学館 デジタル大辞泉

つらいことも耐え忍んで、どんな困難にも心を動かさないこと。「—の態度

出典:青空文庫

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