おお‐とり【大鳥/鵬/鳳】
1 コウノトリ・ツル・ハクチョウなど、大形の鳥の総称。古くは、主にコウノトリをいう。 2 想像上の鳥。 ㋐(鵬)「荘子」逍遥遊に見える鵬(ほう)という巨大な鳥。 ㋑(鳳)鳳凰(ほうおう)のこと。
おおとり‐いけ【大鳥池】
山形県西部にある堰止(せきと)め湖。新潟との県境にある以東(いとう)岳(標高1771メートル)の北西麓、標高963メートルにあり、酒田市で日本海に注ぐ赤川の水源となっている。周囲3.2キロメート...
おお‐とりげ【大鳥毛】
鷹(たか)などの羽で、栗のいが状に大きく作り、槍(やり)の鞘(さや)や馬印としたもの。
おおとり‐じんじゃ【大鳥神社】
大阪府堺市西区鳳北町にある神社。旧官幣大社。祭神は、大鳥連祖神(おおとりのむらじのみおやのかみ)、日本武尊(やまとたけるのみこと)。社殿は大鳥造り。和泉(いずみ)国一の宮。
おおとりづか‐こふん【大鳥塚古墳】
大阪府藤井寺市古室にある、5世紀の古墳。古市古墳群を構成する前方後円墳で、長さ110メートル、高さ12メートル。後円部の方が高い。
おおとり‐づくり【大鳥造(り)】
神社本殿形式の一。切妻造り、妻入りで、入り口は正面中央に設けられ、内部は外陣・内陣に分かれる。堺市の大鳥神社が代表例。
おおとり‐の【大鳥の】
[枕]大鳥の両翼が重なり合う「羽交い」の意から、地名の「羽易(はがひ)」にかかる。「—羽易の山に」〈万・二一〇〉