出典:gooニュース
【対談連載】華道家元池坊 次期家元/紫雲山頂法寺(六角堂)副住職/一般財団法人 池坊華道会 副理事長 池坊専好(下)
今回の対談は、六角堂の東部に位置する家元道場に移動して行われた。ここも凛とした空気が漂う、気品のある場所である。長くどこまでも続く畳の間。ここに多くのお弟子さんたちが集まり、作品を生ける神聖な場所なのだそう。自然と背筋がピンと伸びる。 初めて見るものや知ることが多く、対談の前から圧倒されそうだ。
華道家元・池坊『初生け式』改めて感じる“輝くいのち”…池坊専好・次期家元
華道家元・池坊の稽古始め「初生け式」が5日、京都市中京区の家元道場などで開かれた。「初生け式」は室町時代から続く、華道各流派で最も長い歴史があるとされる池坊の新春の恒例行事。 今年(2025年)は、全国から9歳から98歳まで幅広い世代の門弟約800人が集まった。
【対談連載】華道家元池坊 次期家元/紫雲山頂法寺(六角堂)副住職/一般財団法人 池坊華道会 副理事長 池坊専好(上)
多くの流派がある華道だが、池坊は華道の理念を確立した「いけばなの根源」であることから、「華道家元」と称される。ご登場いただく池坊専好さんは、46世となる次期お家元だ。豊臣秀吉を迎える花を立てた初代「専好」から二代を経て、2015年に四代目専好の法名を襲名された。560年余の池坊の歴史上、初めての女性のお家元でもある。花は好きだが、いけばなとなると少し緊張する。
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