宿借り（やどかり）とは？意味・読み方・使い方

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やど‐かり【宿借り】
の解説

１（「寄居虫」とも書く）十脚目ヤドカリ科・ホンヤドカリ科・オカヤドカリ科などの甲殻類の総称。エビとカニの中間に位置する。浅海にすみ、頭胸部は硬いが、腹部は軟らかいので巻き貝の空き殻に入れて保護し、右巻きの巻き貝が多いのに応じて右にねじれている。はさみ脚は一般に北方産では右が、南方産では左が大きい。《季春》「—や覚束なくもかくれ顔／虚子」

２他家で世話になること。また、その人。居候 (いそうろう) 。
1. 「無用の—早くここを出て行けと」〈蘆花・思出の記〉

３宿を借りること。また、その人。
1. 「内を賄 (まかな) ふ女房おりう—客の料理ごしらへ」〈浄・千本桜〉

出典：デジタル大辞泉（小学館）

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出典：デジタル大辞泉（小学館）

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