1. 道路広場などで立ち売りの商売をするための台を設けた、屋根付きの小さな店。台車をつけたり、自動車を改造したりして移動できるものもいう。屋台店。床店 (とこみせ) 。

  1. 祭礼のときなどに、飾り物をしたり、踊り手や囃子方 (はやしかた) をのせたりして練り歩く、小屋形の台。もと御神体を祭って持ち運ぶためのもの。山車 (だし) 。練り物。檀尻 (だんじり) 。「踊り—」

  1. 能・歌舞伎などで、宮殿社寺家屋として舞台上にしつらえる作り物や大道具。

  1. 家・店のつくり。また、家をののしっていう語。

    1. 「これの—が三浦屋と申すべいか」〈伎・伊達競阿国戯場

出典:青空文庫

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