出典:gooニュース
平幕相手に立ち合い応じず異例の注意も 横綱昇進確実の豊昇龍、求められる「心技体」
令和5年の九州場所5日目で平幕豪ノ山と対戦した際、軍配が返った後、約1分20秒も一向に手を下ろさず、右手をついて待ち構える相手との立ち合いで呼吸を合わせなかった。取組後はまわし姿のまま審判部に呼び出され、口頭で異例の注意を受けた。当時は立ち合いで豪ノ山が土俵に右手をつき、タイミングを図っていたが、豊昇龍は腰を割ったまま、にらみ返すだけで立ち合う気配をまるで見せなかった。
平幕王鵬「もう一つピリつきがなかった」 初優勝逃すも初の三賞/初場所
大相撲初場所千秋楽(26日、両国国技館)西前頭3枚目の王鵬(24)は平幕金峰山(27)を押し出して12勝3敗とし、本割での金峰山の優勝を阻止した。しかし、大関豊昇龍(25)を含めた三つどもえの優勝決定戦で豊昇龍に寄り倒され、初優勝は逃した。賜杯を抱いた豊昇龍は場所後の横綱昇進が確実となった。大関琴桜(27)は5勝10敗で来場所は初のかど番。
平幕金峰山、元朝青龍の〝応援〟にも「励みにする前にもっと頑張りたい」 初Vへ単独首位キープ/初場所
1場所15日制が定着した昭和24年以降、13日目終了時点で平幕力士が単独首位に立つのは25度目。うち20度で賜杯を抱き、逸した5例はすべて優勝決定戦で敗れたもので、千秋楽まで主役であり続ける。木瀬親方は優勝した際の「鯛(タイ)を用意しないと…」。カウントダウンが始まった。(奥村展也)
もっと調べる