出典:gooニュース
隆の勝が阿武剋との平幕対決を制して1敗キープ 朝稽古休み「よく寝られた」通算500勝
優勝争いの生き残りを懸けた、2敗阿武剋との平幕対決を制して9勝目。右のど輪で上体を起こすと、前まわしを離すまいと、前かがみになった相手をはたき込んだ。「まわしを切りにいったところで相手が落ちてくれた。素早く対応できた」と、1秒余りの一瞬の勝負の駆け引きを振り返った。この日は今場所初めて朝稽古を休んだ。
【玉ノ井親方 視点】隆の勝 納得の平幕勝ち越し一番乗り まだ優勝争いの話をするのは気が早いが…
隆の勝が平幕の勝ち越し一番乗りを決めた。名古屋場所で照ノ富士と優勝決定戦を争った力士である。幕内6枚目の番付であれば、驚くような成績ではない。 狼雅戦は相手に左上手を取られる形になった。だが、右を差して構わず前に出た。相手が下がって足がそろったタイミングで突き落としを決めた。隆の勝の相撲は足を使って相手を押すのが持ち味。
40歳・平幕玉鷲、誕生日に4勝目「自分にお祝い」 立ち合いも信条の「頭から」/九州場所
全勝が消えて1敗に琴桜、豊昇龍、平幕の隆の勝(30)、阿武剋(24)の4人。したたかさと若々しさが同居する。この日は40歳の誕生日。2度の優勝経験がある玉鷲が「不惑」の土俵を白星で飾った。「自分にお祝い。落ち着いてよく動けてよかった」立ち合い。左へ変化した翠富士の動きを老かいに見切っていた。慌てずに右喉輪攻め。締め上げてねじるように押し倒し。
もっと調べる