けい‐せい【形成】
[名](スル)一つのまとまったものに作り上げること。形づくること。「人格を—する」
けいせい‐けん【形成権】
権利者の一方的な意思表示で一定の法律関係を生じさせる私権。取消権・解除権・建物買取請求権など。
けいせい‐げか【形成外科】
身体の奇形や変形を手術によって治療する医学の一分野。障害の治療、事故により変形した顔面の整形、やけどの跡の皮膚移植などを行う。
けいせい‐こうい【形成行為】
権利、権利能力または包括的な法律関係を設定・変更・消滅させる行為。行政庁が行う公務員の任命や公法人の設立など。
けいせいしゅじゅつひようたんぽ‐とくやく【形成手術費用担保特約】
自動車保険における特約の一つ。人身傷害保険・搭乗者傷害保険の対象事故によるけがの治療後に傷痕が残り、形成外科手術を受けた場合に保険金が支払われるもの。
けいせい‐そう【形成層】
双子葉植物と裸子植物の茎や根にある分裂組織。分裂増殖を続けて内側に木部、外側に篩部(しぶ)を形成し、木本(もくほん)植物では年輪ができる。
けいせい‐そしょう【形成訴訟】
既存の法律関係の変更、または新たな権利関係の発生を判決によって求める訴訟。形成の訴え。
けいせい‐たい【形成体】
脊椎動物の初期の発生段階で形態形成の中心となる胚域。周囲の胚域に働きかけて、特定の器官の形成を誘導する作用をもつ。オルガナイザー。
けいせい‐はんけつ【形成判決】
形成訴訟で、その訴えを認容し、主文で法律関係の変動を宣言する判決。
けいせい‐ふぜん【形成不全】
⇒低形成