出典:gooニュース
出雲大社相模分祠 彫刻家・石巻氏が作品を毎年奉納し12年、「巳」の石像で十二支 揃う 〈秦野市〉
出雲大社相模分祠(草山清和分祠長・宮司、秦野市平沢1221)に、彫刻家の西巻一彦さんが毎年奉納している干支の石像。12年目を迎え、最後の干支となる「巳」の石像が境内の鳥居の下で参拝者を出迎えている。西巻一彦さん(65)は、石を素材にした彫刻家。干支の作品は2013年から手掛け、毎年、同神社に奉納されている。西巻さんは11年に血液のがんである悪性リンパ腫に罹患。
大病と闘う彫刻家・西巻さん 12年かけ命刻み込んだ干支石像、ついに十二支そろう 秦野の出雲大社相模分祠に奉納
大病を患いながら十二支に自らの命を刻み込んできた彫刻家の西巻一彦さん(65)=伊勢原市=は「毎年作る約束を守れたのが一番大きい。四苦八苦して歯を食いしばりながらやってきた、重みのある12年だった」と振り返った。 石像は真鶴町産の本小松石を使ったもので、高さ60センチ、重さ約250キロ。同分祠の境内にある社(やしろ)のご神体にちなんでウミヘビを刻み込んだ。
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