お‐かげ【御蔭/御陰】
1 他から受けた力添え・恩恵。また、神仏の助け。加護。「—をこうむる」 2 ある物事がもたらすよい結果。皮肉の気持ちをこめて、悪い影響についていうこともある。「熟睡した—で気分がいい」「残業が多...
おかげ‐さま【御蔭様】
1 (多く「おかげさまで」の形で)他人から受けた助力や親切に対して感謝の意をこめていう語。「—で息子も卒業できました」 2 「おかげ1」をさらに敬っていう語。「すべて神様の—と感謝する」
おかげ‐どし【御蔭年】
伊勢神宮で遷宮のあった翌年。この年には、特に御蔭(恩恵)を授かるとされて参詣者が多かった。→御蔭参り
おかげ‐まいり【御蔭参り】
1 江戸時代、御蔭年(おかげどし)に諸国の庶民が伊勢神宮に参詣(さんけい)したこと。《季 春》→抜け参り 2 神仏にかけた祈願が成就したあとのお礼参り。
み‐かげ【御陰/御蔭】
1 日を避けて陰となる所。転じて、御殿。「高知るや天(あめ)の—天知るや日の—」〈万・五二〉 2 神・天皇から受けた恩恵。おかげ。庇護。「つくばねのこの面(も)かの面に蔭はあれど君が—にますかげ...
みかげ‐まつり【御蔭祭】
賀茂(かも)の祭の前儀として、5月12日(もとは陰暦4月の中の午(うま)の日)に行われる下鴨神社の祭礼。比叡山麓の御蔭神社から神霊を本社に移す神事。