心学（しんがく）とは？意味・読み方・使い方

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しん‐がく【心学】
の解説

１心を修練し、その能力と主体性を重視する学問。宋の陸九淵 (りくきゅうえん) や明 (みん) の王陽明の学問。

２江戸中期、京都の石田梅岩 (いしだばいがん) が唱えた平易な実践道徳の教え。神道・儒教・仏教の三教を融合させ、人間の本性を説き、善を修め心を正しくすることを唱導。手島堵庵 (てじまとあん) ・中沢道二・柴田鳩翁 (しばたきゅうおう) らに受け継がれて全国に広まった。石門心学 (せきもんしんがく) 。

出典：デジタル大辞泉（小学館）

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出典：デジタル大辞泉（小学館）

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心学の前後の言葉

心学の例文(3)

出典：青空文庫

･･･を楽む、就中、好んで心学一派のごとき通俗なる仏教を講じて、遍く近･･･泉鏡花「半島一奇抄」
･･･理・歴史・窮理学・脩心学・経済学・法律学等を知らしむべし。　いわ･･･福沢諭吉「学校の説」
･･･同じ書は『心学五倫書』という題名のもとに無署名で刊行されていた。･･･和辻哲郎「埋もれた日本」

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