ただのり【忠度】
謡曲。二番目物。世阿弥作。須磨の浦で野宿した僧の夢に平忠度の霊が現れ、読み人知らずとなっている千載集の自作の歌に作者名をつけてほしいと頼み、一の谷の戦いでの最期のありさまを語る。
ちゅう【忠】
1 まごころをこめて、よくつとめを果たすこと。「—を尽くしていさめる」 2 君主または国家に対して、まごころを尽くすこと。忠義。忠誠。「—ならんと欲すれば孝ならず」 3 弾正台(だんじょうだい)...
ちゅう【忠】
[音]チュウ(呉)(漢) [訓]じょう [学習漢字]6年 1 真心。誠意を尽くすこと。まじめ。「忠言・忠告・忠実」 2 主君や国家にひたすら尽くすこと。「忠義・忠勤・忠君・忠孝・忠臣/尽忠・誠忠...
ちゅう‐あい【忠愛】
[名・形動] 1 忠実であって仁愛のあること。また、そのさま。「此の—なる良民の誠意の真中を打たせ給うのである」〈木下尚江・良人の自白〉 2 まごころをこめて愛すること。「—に厚く、仁恵を好む人...
ちゅう‐かん【忠諫】
[名](スル)臣下が主君を思い、その過ちをいさめること。
ちゅうかん‐ぎたん【忠肝義胆】
忠義一徹の心。
ちゅう‐きん【忠勤】
忠義を尽くして勤め仕えること。忠実に勤めること。「—を励む」「—を尽くす」
ちゅう‐ぎ【忠義】
[名・形動]主君や国家に対し真心を尽くして仕えること。また、そのさま。「—を尽くす」「—な振る舞い」
ちゅうぎ‐がお【忠義顔】
いかにも忠義であるようなふりをすること。また、その顔つき。忠義面。
ちゅうぎ‐だて【忠義立て】
[名](スル)忠義をどこまでも立て通すこと。また、忠義を尽くしているように振る舞うこと。「辞めた会社に—する」