アレン‐の‐きそく【アレンの規則】
寒冷地に生息する恒温動物は、温暖な地方に生息する同種のものに比べて耳・首・肢・尾などが短いという法則。体表面積を少なくして体熱の発散を防いでいるとされる。英国の動物学者アレン(J.A.Allen...
いおん‐せい【異温性】
恒温動物で、体温が部位や生理状態によって大きく異なる性質。コウモリ・リス・ハリネズミなど冬眠を行う小型哺乳類や一部の鳥類に見られる。→内温性 →外温性
おんけつ‐どうぶつ【温血動物】
⇒恒温(こうおん)動物
きょうりゅう‐ルネサンス【恐竜ルネサンス】
1960年代ごろに始まった、恐竜研究の進展に伴う恐竜観の変化をいう語。米国の古生物学者ジョン=オストロムによるデイノニクスの研究以降、少なくとも一部の恐竜は恒温動物と同様に活動的であり、社会性を...
グロージャー‐の‐きそく【グロージャーの規則】
同種の恒温動物では、寒冷・乾燥地にすむ個体のほうが温暖・湿潤地にすむものよりも、メラニン色素が少なく明るい色調となる傾向がある現象。一部、昆虫類にも同様の傾向が見られる。グロージャーの法則。
じょう‐おん【常温】
1 常に一定した温度。恒温。「—を保つ」 2 熱したり冷やしたりしない自然な温度。ふつう、セ氏15度をいう。「—では液体の物質」「—で六〇日保存可能」 3 一年中の平均温度。
たいおん‐ちょうせつ【体温調節】
恒温動物で、体温をいつもほぼ一定に調節する作用。大脳にある体温中枢によって支配され、外界の温度が高いときは発汗や呼吸を盛んにして放熱し、低いときは体表の血管を収縮させて放熱を防いだり、筋肉を活動...
ちょう‐るい【鳥類】
鳥綱の脊椎動物の総称。体は羽毛で覆われ、前肢が翼となって飛翔(ひしょう)に適し、くちばしをもつ、卵生の恒温動物。世界中に約8600種が分布。とり。
ていおん‐どうぶつ【定温動物】
⇒恒温動物(こうおんどうぶつ)
とうおん‐どうぶつ【等温動物】
⇒恒温(こうおん)動物