さとり【悟り/覚り】
1 物事の真の意味を知ること。理解。また、感づくこと。察知。「—が早い」 2 仏語。迷妄を払い去って生死を超えた永遠の真理を会得すること。「—の境地に達する」
さとり‐え【悟り絵】
絵で詞(ことば)の心を表し、その趣意をわからせる判じ物の絵。寓意(ぐうい)の絵。鎌と輪の絵をかき、「ぬ」の字を添えて「かまわぬ」と読ませる類。
さとり‐すま・す【悟り澄ます】
[動サ五(四)]すっかり悟る。悟ったふりをする。「—・した態度」
さとり‐せだい【悟り世代】
将来を早くに見通し、それ以上の成果を望まず、そのための努力をしない世代。ゆとり教育を受けた世代とほぼ重なるとされる。 [補説]平成22年(2010)ごろからインターネットを通じて広まった語という。
悟(さと)りを開(ひら)・く
心の迷いが解けて、真理を会得する。開悟する。「厳しい修行の末に—・く」