かど【才】
《「角(かど)」と同語源》 1 才気。才能。気のきくこと。「容貌(かたち)をかしう、心ばせ—ありて、みな優れたりける」〈源・夕霧〉 2 見どころ。風趣。「—ある巌(いはほ)石を立て並べて」〈栄花...
さい【才】
[名] 1 《古くは「ざい」とも》 ㋐生まれつきもっている知能の働き。才能。才知。才気。「—におぼれる」「—に走る」 ㋑学問。学。才識。ざえ。 2 尺貫法の容積の単位。勺(しゃく)の10分の1...
さい【才】
[音]サイ(漢) ザイ(呉) [学習漢字]2年 持ち前の能力。「才覚・才人・才知・才能/異才・英才・鬼才・秀才・商才・多才・天才・非才・文才・凡才」 [名のり]かた・たえ・とし・もち
ざえ【才】
1 学問。教養。特に、漢学。「弁も、いと—かしこき博士にて」〈源・桐壺〉 2 芸能・技芸・音楽などの才能。「琴(きん)弾かせ給ふ事なむ、一の—にて」〈源・絵合〉 3 「才(ざえ)の男(おのこ)」...