あ・せる【褪せる/浅せる】
[動サ下一][文]あ・す[サ下二] 1 (褪せる)もとの色やつやが薄くなる。色がさめる。退色する。「日に焼けて染色が—・せる」 2 (褪せる)盛んだったものが衰える。もとの勢いが失せる。「才気が...
あふ・れる【溢れる】
[動ラ下一][文]あふ・る[ラ下二] 1 水などがいっぱいになって外にこぼれる。「コップに—・れるほど注ぐ」「川が—・れる」「涙が—・れる」 2 人や物が入りきらないではみだす。また、入りきらな...
うわ‐ず・る【上擦る】
[動ラ五(四)] 1 声が高く浮ついたような調子になる。「変に—・った声」 2 興奮して気持ちが高ぶり、落ち着きがなくなる。逆上する。「—・った行動」 3 軽々しいと思わせる言動をとる。「—・っ...
えい【穎】
1 イネ科植物の、花・小穂(しょうすい)の外側にある葉状の2枚の小片。花を包むものを花穎、小穂の付け根にあるものを苞穎(ほうえい)という。 2 稲の穂先。 3 錐(きり)の先。また、筆の穂先。 ...
えい‐き【英気】
1 いきいきと働こうとする気力。元気。「—を養う」 2 すぐれた気性、才気。
穎(えい)を脱(だっ)・す
群を抜いてすぐれている才気は、自然に表に現れる。→穎脱(えいだつ)
エスプリ【(フランス)esprit】
1 精神。精髄。 2 機敏な才気。機知。「—に富んだ作品」
かど【才】
《「角(かど)」と同語源》 1 才気。才能。気のきくこと。「容貌(かたち)をかしう、心ばせ—ありて、みな優れたりける」〈源・夕霧〉 2 見どころ。風趣。「—ある巌(いはほ)石を立て並べて」〈栄花...
かど‐め・く【才めく】
[動カ四]才気がある。いかにも才能があるように見える。「これは—・いたる所ぞ添ひたる」〈源・胡蝶〉
かみ‐そり【剃刀】
《「髪(かみ)剃り」の意》 1 頭髪・ひげなどをそるのに用いる刃物。切っ先がなく、刃が薄く、鋭利。こうぞり。 2 切れ味が鋭いさま、また、才気鋭く、物事の処理が速く巧みなさまや人のたとえ。「—の...