かけ‐や【掛(け)矢】
樫(かし)などの堅木で作った大きな槌(つち)。くい打ちや扉を打ち破るのに用いる。
から【殻/骸】
《「空(から)」と同語源》 1 動物のからだや植物の実・種子をおおう堅いもの。「卵の—」 2 動物や昆虫が脱皮したあとの外皮。ぬけがら。「セミの—」「もぬけの—」 3 主要な部分や中身がなくなっ...
けん‐るい【堅塁】
1 守りが堅くて、容易に攻め落とせない陣地。「—を抜く」 2 なかなか打ち破ることのできない物事。「資本主義の—」
こんごう‐かい【金剛界】
1 密教で、大日如来の、すべての煩悩(ぼんのう)を打ち破る強固な力を持つ智徳の面を表した部門。→胎蔵界 2 「金剛界曼荼羅(まんだら)」の略。
こんごう‐しょ【金剛杵】
古代インドの武器。のちに密教で、外道悪魔を破砕し煩悩(ぼんのう)を打ち破る象徴として用いる法具。真鍮(しんちゅう)・鋼(はがね)などで作り、中央の握りが細い。両端のとがった独鈷(とっこ)杵、両端...
たお・す【倒す】
[動サ五(四)] 1 力を加えて、立っている状態のものを横にする。横にねかす。また、ころばす。「木を—・す」「からだを—・す」「足をかけて—・す」 2 (「殪す」「斃す」「仆す」とも書く)殺す。...
たたき‐わ・る【叩き割る】
[動ラ五(四)]たたいて割る。たたいて壊す。打ち破る。「花瓶を—・る」
つき‐やぶ・る【突(き)破る】
[動ラ五(四)] 1 ㋐突いて破る。また、強い力で破る。「ふすまを—・る」 ㋑困難な事態や障害を打開する。「行き詰まった局面を—・る」 2 突進して敵や囲みを打ち破る。突破する。「堅い守りを—・る」
は‐ま【破魔】
1 仏語。悪魔を打ち破ること。煩悩(ぼんのう)を打ち払うこと。 2 破魔弓の的。藁(わら)やカズラを円座の形に編んだもの。
り‐けん【利剣】
1 鋭利なつるぎ。よく切れる刀剣。 2 仏語。煩悩(ぼんのう)や邪悪なものを打ち破る仏法や智慧のこと。「弥陀の—」