えつ【謁】
[常用漢字] [音]エツ(漢) [訓]まみえる 身分の高い人に面会する。お目通りする。「謁見/上謁・内謁・拝謁・来謁」 [名のり]つく・ゆく
お‐めどおり【御目通り】
[名](スル) 1 貴人にお目にかかること。拝謁。「—がかなう」「大統領に—する」 2 貴人の面前。「天晴(あっぱれ)御馬のさきに立ち、—にて高名感状取るべき」〈浮・武家義理・三〉
オランダ‐くだり【オランダ下り】
江戸時代、長崎のオランダ商館長が江戸にのぼって将軍に拝謁したこと。はじめ年1回であったが、寛政2年(1790)以後は4年に1回を原則とした。オランダ渡り。
かど‐やしき【角屋敷】
1 道路の曲がり角にあって、二面が街路に面している屋敷。 2 江戸古町の四つ角にあった屋敷。所有者は将軍に拝謁できたので、御目見(おめみえ)屋敷ともいう。角屋。
ぎょく‐はく【玉帛】
玉と絹織物。特に、中国古代、諸侯が天子に拝謁したり、互いに訪問したりするときに贈り物として用いたもの。
けいちょう‐けんおうしせつ【慶長遣欧使節】
慶長18年(1613)仙台藩主伊達政宗が家臣の支倉常長(はせくらつねなが)をローマ教皇庁に派遣した使節。日本を出発し、メキシコを経てイスパニアに至り国王フェリペ3世に謁見、さらにローマに至り教皇...
げい‐えつ【迎謁】
出迎えて拝謁すること。
し‐せき【咫尺】
[名](スル)《「咫」は中国の周の制度で8寸、「尺」は10寸》 1 距離が非常に近いこと。「—の間(かん)」 2 貴人の前近くに出て拝謁すること。「恐れ多くも九重(ここのえ)に—し奉った例(ため...
しん‐こう【進貢】
[名](スル)みつぎ物を献上すること。「絹布を—して拝謁を請う」
ちょう‐きん【朝覲】
[名](スル)《「覲」は謁見の意》 1 諸侯または属国の王などが、参内して君主に拝謁すること。「鎌倉に—するを以て」〈岡三慶・今昔較〉 2 年頭に、天皇が上皇または皇太后の御所に行幸すること。ま...