出典:gooニュース
NY外為市場=ドル弱含み、軟調な経済指標受け
米経済指標の軟化を受け、米連邦準備理事会(FRB)が年内に利下げを開始するとの観測が高まった。 円相場は米経済指標を受け、前日付けた38年ぶりの安値から上昇に転じたもの、政府・日銀による円買い・ドル売り介入への警戒感は依然根強い。
NY為替:米指標悪化でドル売りも下げ渋り反発、160円台を維持
米国の経済指標発表で、週次の失業保険継続受給者数の一段の増加や、5月耐久財受注速報値でのコア資本財受注の落ち込みが懸念されたといわれ、金利低下にともないドル売りが先行。しかし、押し目買いによるものか下げ渋った後は、ドル買いが次第に盛り返す展開になった。 ユーロ・ドルは1.0693ドルから1.0726ドルまで上昇し、1.0704ドルで引けた。
米国株式市場=ほぼ変わらず、インフレ指標待ち
ただ、朝方発表された指標が米経済活動の継続的な減速を示したことを受け利下げ期待が高まり、ナスダック総合は小幅上昇して取引を終えた。ベアードの投資戦略アナリスト、ロス・メイフィールド氏は「このところ大きな材料に乏しく、PCE待ちになっている」と述べた。
もっと調べる