ふり【振り/風】
[名] 1 振り動かすこと。また、振れ動くこと。「バットの—が足りない」 2 人の振る舞い。しぐさ。また、なりふり。「人の—見てわが—直せ」 3 見せかけの態度や動作。ようす。ふう。「寝た—を...
ふり‐あ・う【振(り)合う/触(り)合う】
[動ワ五(ハ四)]互いに触れる。ふれあう。「袖—・うも多生の縁」
ふり‐あお・ぐ【振(り)仰ぐ】
[動ガ五(四)]顔を上へ向けて高い所を見る。「天を—・ぐ」
ふり‐あ・げる【振(り)上げる】
[動ガ下一][文]ふりあ・ぐ[ガ下二]手や手に持っているものを勢いをつけてあげる。「こぶしを—・げる」「刀を—・げる」
ふり‐あて【振(り)当て】
振り当てること。割り当てること。配分。割り当て。「作業の—」
ふり‐あ・てる【振(り)当てる】
[動タ下一][文]ふりあ・つ[タ下二]いくつかに分けて受け持たせる。割り当てる。「役を—・てる」
ふり‐あらい【振(り)洗い】
[名](スル)洗い物を洗剤溶液や水の中で振り動かして洗うこと。
ふり‐い・ず【振り出づ】
[動ダ下二] 1 振りすてて出る。振りきって行く。「その日しも京を—・でて行かむも」〈更級〉 2 声を張りあげる。「鈴虫の—・でたるほど、はなやかにをかし」〈源・鈴虫〉 3 紅(べに)を水にとか...
ふり‐うり【振(り)売り】
商品を担いで、物の名を唱えながら売り歩くこと。また、その人。ふれうり。
ふり‐おこ・す【振(り)起(こ)す】
[動サ五(四)] 1 気力などを奮い立たせる。奮い起こす。「勇気を—・す」 2 勢いよく立てる。「ますらをの弓末(ゆずゑ)—・し射つる矢を後見む人は語り継ぐがね」〈万・三六四〉