はい‐しゅつ【排出】
[名](スル) 1 内部にある不要の物を外へ押し出すこと。「戸外へガスを—する」 2 生物体が物質代謝の結果生じた不要または有害な物質を体外に排除すること。排泄(はいせつ)。「老廃物を—する」
はいしゅつ‐ガス【排出ガス】
⇒排ガス
はいしゅつ‐きかん【排出器官】
体内の老廃物を排出するとともに、体液の浸透圧を一定に保つ役割をする器官。脊椎動物の腎臓、昆虫のマルピーギ管、扁形動物の原腎管など。人間では泌尿(ひにょう)器ともいう。
はいしゅつ‐けん【排出権】
⇒温室効果ガス排出権
はいしゅつけん‐とりひき【排出権取引】
⇒排出量取引
はいしゅつさくげん‐もくひょう【排出削減目標】
⇒エス‐ビー‐ティー(SBT)
はいしゅつ‐ぶつ【排出物】
1 排出された物。「工業—」 2 体外に排出される物質。アンモニア・尿酸・尿素や、塩分・水分など。排泄物(はいせつぶつ)。
はいしゅつりょう‐とりひき【排出量取引】
京都議定書による京都メカニズムの一。温室効果ガス排出権を売買する仕組み。国・自治体・企業などの温室効果ガス排出者間で、割り当て排出量を下回った者が、割り当て排出量を上回った者に残量分を売ること。...
はいしゅつ‐わく【排出枠】
地球全体あるいは地域において許容される、特定の有害物質の総排出量のうち、関係者間の協議や市場での取引などによって、各排出者に割り当てられた量。特に、炭素排出権のこと。排出権。「温室効果ガス—」