え‐ぶくろ【餌袋】
1 鷹狩りに際して携行した、鷹のえさや獲物を収める竹かごなどの容器。のちには、弁当などを入れて携行した。えふご。 2 魚・鳥の胃袋。また、人の胃袋を卑しめていった語。
おお‐だち【大太刀】
《古くは「おおたち」》 1 大きな太刀。 2 南北朝ごろから用いられた長い太刀。背負ったり従者に担がせたりして携行した。
か‐しょ【過所/過書】
1 関所通行の許可証。律令制では、官人に政府の発行する通行証を携行させた。中世には通行税免除証となり、江戸時代には関所手形となった。かそ。 2 「過書船(かしょぶね)」の略。
けい【携】
[常用漢字] [音]ケイ(漢) [訓]たずさえる たずさわる 1 手にさげて持つ。たずさえる。「携行・携帯/必携」 2 手を取りあう。「提携・連携」 [補説]「攜」は本字。
けい‐きかんじゅう【軽機関銃】
重量10キロ程度の機関銃で、一人で携行し、射撃ができるもの。軽機。→重機関銃
けい‐ぼう【警棒】
警察官が携行する硬質の棒。犯人逮捕や護身などに使用する。→警杖(けいじょう)
けんみん‐し【遣明使】
室町幕府が明に派遣した使節。応永8年(1401)足利義満(あしかがよしみつ)が派遣したのが始まりで、使節は明国から送付してきた勘合を携行し、貿易にも当たった。→勘合貿易
こくないりょこう‐そうごうほけん【国内旅行総合保険】
国内旅行傷害保険に加えて、損害賠償責任を負ったとき、携行品に損害が生じたとき、救援を頼んだときなどの費用を塡補する保険。
しゃり‐ぶくろ【舎利袋】
携行できる大きさの、仏舎利を入れる袋。
シー‐エー‐ピー‐ディー【CAPD】
《continuous ambulatory peritoneal dialysis》携行式連続腹膜透析。腹膜にチューブを挿入し、体内の老廃物を交換する腎不全の治療法。自宅や会社で行うこともできる。