あき‐らか【明らか】
[形動][文][ナリ] 1 光が満ちて、明るく物を照らしているさま。曇りなく明るいさま。「水の中に—な光線がさし透って」〈花袋・田舎教師〉 「夜深き月の—にさし出でて」〈源・椎本〉 2 はっきり...
あきら・める【明らめる】
[動マ下一][文]あきら・む[マ下二] 1 事情や理由を明らかにする。はっきりさせる。「自ら真相を—・めるというには至らずして」〈二葉亭・浮雲〉 2 心を明るく楽しくする。気持ちを晴れやかにする...
うかぬ‐かお【浮かぬ顔】
[連語]心配事などがあって晴れやかでない顔つき。沈んだ顔つき。
う・く【浮く】
[動カ五(四)] 1 物が底や地面などから離れて水面や空中などに存在する。うかぶ。「からだが海面に—・く」⇔沈む。 2 表面に現れ出る。「赤潮のため魚が大量に—・いた」「肌に脂が—・く」 3 ...
快哉(かいさい)を叫(さけ)・ぶ
心が晴れやかになって思わず声が出る。
さわ‐や・ぐ【爽やぐ】
《歴史的仮名遣いは「さわやぐ」とも》 [動ガ四]さわやかになる。気分が晴れやかになる。「やうやう御心地—・がせ給ひて」〈狭衣・二〉 [動ガ下二]気分を晴れやかにする。「いましばし—・げて、わ...
すが‐すが【清清】
[副] 1 気分がすっきりして晴れやかなさま。「心がすっかり新しく—とおなりなすったので」〈木下尚江・良人の自白〉 2 ためらいがないさま。さっぱり。「いとうしろめたう思ひ聞こえ給ひて、—ともえ...
は‐がん【破顔】
[名](スル)顔をほころばせて笑うこと。「室に入って来た彼は、晴れやかにこう言って—した」〈徳永・太陽のない街〉
はれ【晴(れ)/霽れ】
1 空の晴れること。天気がよいこと。気象庁では、雲量が2〜8、視程が1キロ以上の状態の天気をいう。「雨のち—」 2 表立って晴れやかなこと。おおやけのこと。また、そのような場所。「—の席に臨む」...
はれ‐がまし・い【晴れがましい】
[形][文]はれがま・し[シク] 1 表立って華やかである。晴れやかで誇らしげである。「—・い席に着く」「授賞式に臨む—・い姿」 2 表立ちすぎていて気恥ずかしい。「こんな大層な集まりは—・い」...