あさ‐ぐもり【朝曇(り)】
1 朝方、空が曇ること。 2 暑さのきびしくなる日の朝、もやなどがこめて空が曇っているように見えること。《季 夏》「—墓前の土のうるほひぬ/蛇笏」
あま‐ぐもり【雨曇(り)】
今にも雨が降りそうな曇り方。
うす‐ぐもり【薄曇(り)】
空がほぼ全体的に薄く雲に覆われていること。また、そのような天気。気象用語としては、雲量が9以上で、巻雲・巻層雲・巻積雲の雲量が、他の雲より多い場合をいう。
うち‐ぐもり【内曇(り)】
1 上下に雲形(くもがた)を漉(す)き出した鳥の子紙。色紙や短冊に用いる。普通は上を青く、下を紫にするが、凶事にはその反対にする。雲紙(くもがみ)。 2 京都市右京区鳴滝産の砥石(といし)。卵色...
うのはな‐ぐもり【卯の花曇(り)】
卯の花の咲くころの曇りがちな空模様。卯月曇り。
くもり【曇(り)】
1 雲で空が覆われている状態。気象用語としては雲量が9以上、視程1キロ以上で、降水や雷のない状態の天気をいう。 2 透明なものや光をよく反射するものなどが、曇ってぼんやりすること。また、その状態...
くもり‐がち【曇(り)勝ち】
[形動]曇ることが多いさま。曇りやすいさま。「—な天気が続く」「表情は—だった」
くもり‐ガラス【曇(り)ガラス】
⇒磨(す)りガラス
くもり‐ぐも【曇(り)雲】
層積雲の俗称。白または灰色の雲が塊をなしているもの。
くもり‐ごえ【曇(り)声】
はっきりしない声。また、涙などに曇った声。