案じ（あんじ）とは？意味・読み方・使い方

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あん‐じ【案じ】
の解説

１考え。工夫。
1. 「着物の模様の—まで、人にこれはとほめられるも」〈洒・娼妓絹籭〉

２心配。恐れ。
1. 「さめるといふ—がないわいな」〈滑・浮世風呂・二〉

出典：デジタル大辞泉（小学館）

案じの前後の言葉

案じの例文(30)

出典：青空文庫

･･･妙なもので先の先まで案じられてならんのだ。……それにお前は、俺し･･･有島武郎「親子」
･･･の手段を用いようかと案じているらしかった。　昼過きになると戸外の･･･有島武郎「小さき者へ」
･･･夫人の、消息の遅さを案じて、急心に草を攀じた欣七郎は、歓喜天の御･･･泉鏡花「怨霊借用」

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