き‐きょう【桔梗】
1 キキョウ科の多年草。日当たりのよい山野に生え、高さ約1メートル。葉は長卵形で、裏面がやや白い。8、9月ごろ青紫色の釣鐘形の花が咲く。つぼみのときは風船状をなし、花びらの先が5裂して開く。園芸...
ききょう‐いろ【桔梗色】
桔梗の花のような青みがかった紫色。
ききょう‐がさ【桔梗笠】
桔梗の花を伏せた形の、先のとがったかぶり笠。青・赤・黄などで彩り、祭りや踊りなどに用いる。
ききょう‐ざら【桔梗皿】
桔梗の花の形にかたどった皿。
ききょう‐の‐ま【桔梗の間】
江戸城内表座敷の一。御番医師の詰所で、襖に桔梗が描かれていた。
ききょう‐ぶくろ【桔梗袋】
底を桔梗の花形のように五角形にかたどった巾着(きんちゃく)。
ききょう‐もん【桔梗門】
江戸城門の一。西ノ丸下より三ノ丸に至る間の通用門。内桜田門。
きち‐こう【桔梗】
1 キキョウの別名。《季 秋》 2 「ききょう(桔梗)2」に同じ。