ぼんてんうり【梵天瓜】
マクワウリの別名。
ぼんてんか【梵天花】
アオイ科の多年草。低木状で、高さ約1メートル。全体が星状の毛に覆われる。葉は手のひら状に深く裂けていて、淡黄緑色の斑がある。秋、紅色の5弁花を開く。九州南部・沖縄などに分布。
ぼんてんこく【梵天国】
1 「梵天1」に同じ。 2 《貞享・元禄のころ、浄瑠璃の終わりに祝言としてを語ったところから》物事の終わり。転じて、追い出されること。「既 (すんで) の事—になる処を」〈魯庵・破垣〉 室町時代の御伽草子。1巻。作者未詳。本地物。清水観音の申し子の中納言が、梵天王の姫と結婚して帝の難題を解決し、また奪われた姫を救い出す物語。のちに浄瑠璃・説経節としても語られた。
出典:gooニュース
寒空の下、若者が海に入り「梵天立て」 木更津で五穀豊穣や大漁祈る
寒空の下、海に入り梵天(ぼんてん)を立てる国の選択無形民俗文化財「梵天立て」が11日、千葉県木更津市中島の海岸で行われた。約300年続く出羽三山信仰の伝統行事で五穀豊穣(ほうじょう)や大漁などを祈った。 日の出とともにホラ貝の音が吹き鳴らされ、下帯姿の若者15人が、6地区ごとに2~3人に分かれて代わる代わる海へ。
福求め大梵天祭 福島県本宮市の岩角寺
福島県本宮市和田の岩角寺で3日、350年以上の歴史を誇る正月行事「大梵天(ぼんてん)祭」が繰り広げられ、一年の福を求める参拝者でにぎわった。 青竹に白や金の紙を付けた縁起物の梵天の一部を手に入れると御利益があるとされる「梵天争奪戦」が実施された。岩角山奉賛会員が梵天を掲げて境内に入ると参拝者が一斉に駆け寄り、青竹を引き倒して奪い合った。
梵天立て
浜の若衆が継承する出羽三山信仰 1/7頃の未明に、金田・中島区の若者達が厳寒の海中に梵天を立てる行事。海岸では行人達が般若心経を唱え、五穀豊穣・浜大漁などを祈祷する。この年に初めて若者の仲間入りをした男子が中心となる一種の成人儀礼でもある。江戸時代の元禄年間にふりかかった災難を、出羽三山行人の祈祷によるご利益で解決できたことに始まると伝えられている。
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