ちょうるい‐ひょうしきちょうさ【鳥類標識調査】
鳥に通し番号付きの足環を付けて個体識別をし、渡りや成長・寿命に関する調査を行うこと。→バンディング
ひょう‐しき【標識】
目印。目印として設けられたもの。「交通—」
ひょうしき‐かごうぶつ【標識化合物】
化合物中の特定の原子を、その同位体で置換して目印としたもの。同位体は放射性のものを用いることが多い。化学反応や生体の代謝機構の研究に利用。
ひょうしき‐しょく【標識色】
動物の色彩のうち、周囲からはっきりと目立つ色。警戒色・認識色・威嚇(いかく)色のこと。
ひょうしき‐ちょう【標識鳥】
渡り鳥の移動経路などを調査する目的で、足輪などの標識をつけて放たれる鳥。
ひょうしき‐ちょうさ【標識調査】
⇒鳥類標識調査
ひょうしきてき‐ぎたい【標識的擬態】
動物の擬態の一。アブがハチの警戒色に似た色彩をもつ例のように、目立つ色彩をまねることによって捕食者の攻撃を回避しようとする擬態。標識擬態。ミミクリー。→隠蔽的擬態
ひょうしき‐とう【標識灯】
夜間に飛行中の航空機、航行・係留中の船舶が、その位置を標示する灯火。
ひょうしき‐ほうりゅう【標識放流】
捕らえた魚を、標識札をつけたり尾の一部などを切断したりして放流すること。再捕獲によって、その成長・回遊経路・資源量などを調査する。