正味（しょうみ）とは？意味・読み方・使い方

ブックマークへ登録

しょう‐み〔シヤウ‐〕【正味】
の解説

１余分なものを取り除いた、物の本当の中身。「—の少ない果物」

２風袋を除いた、商品だけの目方。「—1キログラム」

３実質的な数量。「昼休みを除いて、—8時間働いた」

４掛け値のない値段。また、仕入れの値段。正味値段。「—で売る」

５表面に現れない、隠された本当のところ。
1. 「—を言わねば事実談にならぬから」〈福沢・福翁自伝〉

類語

実数(じっすう)

出典：デジタル大辞泉（小学館）

正味の例文(11)

出典：青空文庫

･･･が、親しく口を利いた正味の時間は前後合して二、三十分ぐらいなもん･･･内田魯庵「三十年前の島田沼南」
･･･の準備や終結を除いた正味は二十五年ぐらいなものであろう。世界を震･･･内田魯庵「二十五年間の文人の社会的地位の進歩」
･･･輝を放っている山本山正味百二十匁入りのブリキの鑵に、レッテルの貼･･･葛西善蔵「子をつれて」

もっと調べる

正味の前後の言葉

goo辞書とは

goo辞書は無料で使える辞書・辞典の検索サービスです。1999年にポータルサイト初の辞書サービスとして提供を開始しました。出版社による信頼性の高い語学辞典（国語辞書、英和辞書、和英辞書、類語辞書、四字熟語、漢字など）と多種多様な専門用語集を配信しています。すべての辞書をまとめて検索する「横断検索」と特定の辞書を検索する「個別検索」が可能です。国語辞書ではニュース記事や青空文庫での言葉の使用例が確認でき、使い方が分からない時に便利です。