えい‐えん【永遠】
[名・形動] 1 いつまでも果てしなく続くこと。時間を超えて存在すること。また、そのさま。「—に残る名曲」「—のスター」「—に語り伝える」 2 哲学で、それ自身時間の内にありながら、無限に持続す...
えいえん‐かいき【永遠回帰】
⇒永劫(えいごう)回帰
えいえん‐こうさい【永遠公債】
⇒永久公債
えいえん‐せい【永遠性】
いつまでもその価値や存在などが失われない性質。
えいえんなるじょしょう【永遠なる序章】
椎名麟三の小説。昭和23年(1948)刊。余命宣告を受けた復員兵と、ニヒリストの元上官の姿を対照的に描いた、戦後日本の実存主義文学の傑作。
えいえんのあいについて【永遠の愛について】
《原題、(ドイツ)Von ewiger Liebe》ブラームスの歌曲集「四つの歌」の第1曲。1864年作曲。
えいえんのこ【永遠の仔】
天童荒太の長編小説。児童虐待や介護問題など、現代の親子関係の闇を描いたミステリー。平成11年(1999)刊行。翌平成12年(2000)、第53回日本推理作家協会賞受賞。
えいえん‐の‐しんり【永遠の真理】
1 時間や空間を超越して、いつでもどこでも変化することのない真理。 2 《(ドイツ)ewige Wahrheit》それを否定すれば矛盾を生じて成立不可能な、論理的必然性をもつ真理。ライプニッツが...
えいえん‐の‐ねむり【永遠の眠り】
死ぬこと。死。とわの眠り。「—に就く」
とわもなかばをすぎて【永遠も半ばを過ぎて】
中島らもの小説。平成6年(1994)刊行。平成9年(1997)、「Lie, lie, Lie」のタイトルで中原俊監督により映画化。