出典:gooニュース
沖縄戦の牛島司令官「辞世の句」再び掲載強行 陸自15旅団サイト、画像の形で
問題になった辞世の句は、沖縄戦で住民を巻き込む「南部撤退」の命令を決定した牛島司令官が1945年6月18日、「決別電」と合わせて陸軍首脳に向けて発したもの。「秋待たで 枯れ行く島の 青草は 皇国の春に 甦らなむ」は戦場となった島が「皇国」の下でよみがえることを願う内容だ。
陸自、沖縄戦司令官の句を再掲 「思い伝える資料」と説明
陸上自衛隊第15旅団(那覇市)は1日、ホームページをリニューアルし、太平洋戦争末期の沖縄戦で旧日本軍を率いた牛島満司令官の辞世の句を再掲した。沖縄戦の体験者らの批判を受け、掲載を一時取り下げていた。旅団の担当者は「検討を踏まえ、当時の指揮官の思いを伝える資料として掲載にふさわしいと判断した」と説明した。
陸自15旅団HPに沖縄戦司令官の「辞世の句」が復活 一部市民団体の反発で一時取り下げ
陸上自衛隊第15旅団(那覇)は1日、公式ホームページ(HP)をリニューアルし、昨年10月末から掲載を見合わせていた沖縄戦司令官の辞世の句を再び掲載した。先の大戦末期の沖縄戦で旧日本軍を率いた牛島満司令官が沖縄の再興を願って詠んだ辞世の句を巡っては、地元メディアの報道をきっかけに、一部の市民団体などから「自衛隊による旧日本軍の美化」といった反発が出ていた。
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