カントン‐りょうり【広東料理】
広東地方風の料理。味は淡泊で、北京料理とともに代表的な中国料理。
きく‐むし【菊蒸(し)】
菊の葉の上に、味付けをした鯛(たい)などの淡泊な魚をのせて蒸した料理。
す‐いり【酢煎り】
脂肪の多い魚肉を煮るとき、最後に酢を加えて生臭さを消し、淡泊な味にすること。酢入れ。酢煮。
たん【淡】
[常用漢字] [音]タン(漢) [訓]あわい 〈タン〉 1 色などが濃くない。あわい。「淡黄・淡彩・淡粧/濃淡」 2 塩けがない。「淡湖・淡水」 3 気持ちがあっさりしている。情が厚くない。「...
たん‐たん【淡淡/澹澹】
[ト・タル][文][形動タリ] 1 色・味・感じなどが、あっさりしているさま。淡泊なさま。「—たる色調」 2 態度・動作などが、あっさりしてこだわりがないさま。「心境を—と語る」 3 水が静かに...
ちゃわん‐もり【茶碗盛(り)】
料理の最初に出す、蓋(ふた)つきの茶碗に盛ったすまし汁。塗り椀に盛るものより味の淡泊なのが特徴。
のう‐こう【濃厚】
[形動][文][ナリ] 1 味・色・におい・成分などが濃いさま。こってりとしたさま。「—な香り」「—な牛乳」⇔淡泊。 2 ある可能性が強く予想されるさま。「嫌疑が—になる」「敗色—」 3 きわめ...
はく【泊】
[常用漢字] [音]ハク(漢) [訓]とまる とめる 1 船が浅い所や港に停止する。「泊地/仮泊・停泊」 2 よそで宿る。「一泊・外泊・宿泊・漂泊・旅泊」 3 あっさりしている。「淡泊」 4 沼...
はたはた【鱩/鰰/雷魚/燭魚】
スズキ目ハタハタ科の海水魚。全長約20センチ。体はやや細長く側扁(そくへん)し、口が大きく、うろこはない。北太平洋と日本海の深海に分布し、11月下旬から12月にかけて産卵のため沿岸の藻場に押し寄...
鬢糸(びんし)茶烟(さえん)の感(かん)
《杜牧「題禅院」から》若いころ遊びに夢中になった者が、年老いてから悠々自適し淡泊な生活を送る、その心境をいう。