おうしざ【牡牛座】
黄道十二星座の一。1月下旬の午後8時ごろ南中する。α (アルファ) 星のアルデバランは光度0.8等。プレアデス星団(昴 (すばる) )・ヒアデス星団・蟹 (かに) 星雲などを含む。学名 (ラテン)Taurus
おうしざりゅうせいぐん【牡牛座流星群】
牡牛座付近を輻射点とする流星群。10月中旬から11月下旬にかけて見られ、11月上旬にゆるやかな出現のピーク(極大)を迎える。輻射点は二つあり、北群・南群に分かれる。母天体は3.3年という最も短い公転周期をもつエンケ彗星。比較的、火球が多い流星群として知られる。
おうしざティーがたせい【牡牛座T型星】
原始星から恒星に進化する途中にある太陽程度の小質量の天体。牡牛座のT星という変光星にちなむ。重力エネルギーの解放によって輝き、水素の熱核融合は起こっていない。内部温度が上昇して水素燃焼が始まると主系列星になる。天体の近傍には原始星円盤の名残である原始惑星系円盤という濃いガスや塵 (ちり) による円盤が形成され、系外惑星探査の対象になっている。Tタウリ星。Tタウリ型星。