出典:gooニュース
松本サリン事件から30年で献花 住宅街で噴霧 8人犠牲
犠牲者が出た寮の跡地の公園に、地元の町会が設けた献花台には、朝から多くの人が花を手向けていました。献花した人は、「もう二度とこういう事件は起きてほしくない」と話しました。事件は、第一通報者の河野義行さんを容疑者扱いした警察の捜査や、メディアの事件報道の在り方に重い教訓を残しました。
松本サリン事件発生30年で献花 住宅街で噴霧、8人が犠牲
1人が死亡した明治生命の会社寮跡地「田町児童遊園」には献花台が設けられ、次々に市民らが訪れた。「若い人たちが語り継いでほしい」と語る人もいた。 「気が重く足が向かなかったが、30年たって来られた」。同市の自営業女性(54)は、会社寮で亡くなった榎田哲二さん=当時(45)=の部下だった。会社の懇親会を途中で切り上げて帰宅した榎田さんが被害に遭ったと聞き、「運命の分かれ道だった。
松本サリン事件30年 現場近くに献花台 地元町会「風化させてはいけない」
30年たっても忘れないし、いくら献花しても失った命は戻らないけど、少しでも慰めになればと思ってここへ来ました」 献花台は28日の午後6時まで設置されています。
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