アジュルン‐じょう【アジュルン城】
《Qala'at Ajlun》ヨルダン北西部の都市アジュルンにある城塞跡。市街を見下ろす丘の上に位置する。12世紀末、アイユーブ朝の創始者サラディンの甥により、十字軍への防備のために建造。その後...
あまかす‐じけん【甘粕事件】
大正12年(1923)関東大震災の直後、憲兵大尉甘粕正彦らが、無政府主義者大杉栄・伊藤野枝夫妻と甥(おい)の橘宗一を、憲兵隊司令部で殺した事件。
いとこ‐に【従兄弟煮】
小豆・牛蒡(ごぼう)・芋・カボチャなどを、堅いものから順に入れ、醤油か味噌で味をつけた煮物。おいおい(甥々)めいめい(姪々)に煮るという洒落(しゃれ)から、また、野菜ばかりを煮るところからの名という。
うべ‐な・う【諾なう/宜なう】
[動ワ五(ハ四)]《副詞「うべ」+接尾語「なう」から。平安時代以降は「むべなう」とも表記》 1 願いや要求を引き受ける。同意する。うけがう。「その甥の申し出を女に伝えることを—・わないわけにはい...
おい‐ご【甥御】
他人の甥を敬っていう語。
おいっ‐こ【甥っ子】
甥を親しんでいう語。「—が遊びに来る」
かたぎり‐せきしゅう【片桐石州】
[1605〜1673]江戸初期の茶道家。且元(かつもと)の甥(おい)。名は貞昌。大和小泉城主。石見守(いわみのかみ)。茶を桑山宗仙に学び、4代将軍徳川家綱の茶道師範となった。石州流開祖。
こばたけ‐ぞめ【小畠染】
江戸時代、延宝〜貞享(1673〜1688)ごろ、小畠了達や甥(おい)の吉右衛門らが染め出したというサラサ染め。しゃむろ染め。
さん‐しんとう【三親等】
親等の一。直系では、本人または配偶者から3世を隔てる尊属親または卑属親、すなわち曽(そう)祖父母または曽孫。傍系では、おじ・おば・甥(おい)・姪(めい)との関係。三等親。
しゅく‐てつ【叔姪】
叔父(おじ)と、姪(めい)または甥(おい)。