出典:gooニュース
疫病から人々を救おうと奔走した実在の町医者の姿を描く感動作!
江戸時代末期の福井藩を舞台に、多くの人命を奪う疫病から人々を救おうと奔走した実在の町医者の姿を描いた本作の主演を務めたのは松坂桃李さん。 松坂さんにとって「居眠り磐音」(2019年)以来、5年ぶりの時代劇となる本作。「居眠り磐音」では、弱気を助け強きをくじく剣の達人を演じていたが、今回は大勢の命を救うために奔走する町医者を演じている。
長野栄俊さん 守札から種痘へ 町医の尽力が映画に
その導入と普及に尽力したのが、福井城下の町医・笠原良策だ。 嘉永2(1849)年、京都に送られた痘苗(とうびょう)(ワクチン)は、厳しい冬道、良策が小児に植え継ぎながら福井城下にまで持ち帰った。 良策は私費を投じて仮除痘館を開き、彼ら町医が種痘の普及を推し進めた。近隣の鯖江、大野のみならず、富山、金沢、大聖寺の医者も痘苗を分けてもらいに福井に来ている。
芳根京子、疫病に立ち向かう町医者が主人公の映画『雪の花』に「希望の光を感じてもらえたら」
福井藩の町医者・笠原良策(松坂)は、どうにかして人々を救う方法はないか、と京都の蘭方医・日野鼎哉(役所広司)に教えを請うことに。異国にあるという種痘(予防接種)の存在を知った良策は、やがて幕府を巻き込み、大きな壁へと立ち向かう。 今回、実話をもとにした本作について、良策を励まし続ける強さと明るさを持つ妻・千穂を演じる芳根京子に話を聞くことができた。
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